日々のあれこれ

がんばらない

妊娠・出産の備忘録

2023/7/30:第一子を出産した。

妊娠・出産の思い出を記録する。

 

11月下旬:妊娠検査薬を別日で、計2回実施。

→1回目は薄っすら、2回目は割とくっきり陽性判定が出た。病院の予約をとる。

すでに若干の気持ち悪さが有る。

 

12月(6〜10w):妊娠が確定する。つわりで具合が悪い。

つわりが重い方ではなかったので、匂いがダメ、これは食べれないみたいなものはなし。

ただただ永遠に胃が気持ち悪く横になりたいという感じ。

それでも辛いものは辛く、調子がいい時もあるが気持ち悪い状態がデフォルト。

心のコントロールも難しい。

それでも、ディズニー行ったりライブ行ったりした。

年末年始の帰省で親にエコー写真を見せて報告。

母体の低体重は胎児に良くないとネットで見たので、BMIが17もなかった私は体重を増やさそうとお腹が空いたら気持ちの赴くままバクバク食べた。

 

1月(11〜14w):あいかわらず淡々としたつわり。歯磨きでもえずく。

 

2月(15〜18w):16週辺りまでつわりが続きそれ以降は落ち着いてくる。

戌の日参りにいく。

3回目の健診時に小さめと言われ、翌週も来院し院長の診察を受ける。

月末ごろからこしょこしょとした胎動を感じ始める。最初は腸が動いているのかと思った。

 

3月(19〜22w):市のパパママ学級に行く。

やはりエコーから成長曲線から外れて小さいとの指摘があり、大きな病院のエコー専門外来を紹介され受診するも問題なし。

お金かかったけどたくさん4Dエコー見れて嬉しかった。

 

4月(23〜27w):病院のオンラインクラスを受ける。妊娠前より13キロ増。体重が増えすぎて栄養指導を受ける。

 

5月(28〜31w):病院のオンラインクラスを受ける。歯科スクリーニングを受ける。

 

6月(32〜35w):ミキハウスのオンラインパパママセミナーを受ける。

 

7月(36〜40w):ついに臨月。

出産前より20キロ増えた。

朝晩運動しろと言われていたけど、気分が乗らないとあまり動かず。

運動したい時だけ運動した。

何の兆候もないまま予定日間近になり少し不安になる。

予定日3日前からYouTubeで陣痛がくるという運動をいくつかやる。やった直後から、赤ちゃんが下に降りていく感覚がある。

そのおかげか予定日0時お腹が痛くなる。

夜通しタイマーで測って朝病院に電話して受診するも、まだ子宮口が指一本程度とのことで帰宅。日中お散歩などして過ごす。

その日の夜もお腹が痛くなるけど、前駆陣痛かと思い眠いしタイマーをやめて寝る。

 

そして翌明け方3時、明らかに違う痛み。

5:30ごろまで8分程度で、お腹の痛みというより骨盤底筋をどんと突かれる感じ。この時点ではまだ前駆陣痛かぁと思っていた。

 

痛みの間隔が5:30〜6:30は5分程度、徐々に体を揺らさないと耐えられないし、骨盤を下に抑えていないと辛い。いきみたくて勝手にお腹に力が入る。汗も滲む。この時点でもまだ陣痛と気づかず、陣痛かも??みたいな感じ。今思えばどう考えても陣痛だろって突っ込みたくなる。

 

6:30〜いっきに2分程度になった。

もう、めちゃくちゃ痛くて自分の揺れとは別に身体が震え始める。

下腹部の痛みというか、股を下に向かってどぉぉおんん!!!!どぉおおおんんん!!!とおもいきり突かれる感じで、もう何が痛いかわからないけどとにかく身体に力が出ないし汗だく。

友だちの話を思い出し、鼻から吸って口から吐く呼吸に集中したり、意識を痛みにフォーカスせず痛みは赤ちゃんが頑張ってる元気な証と思って乗り越えた。

そしてやっとあ、これやばいやつ!!!と気づき病院に電話をした。(遅すぎる。)

電話自体かける気力がなく、夫にお願いするも私に代われと言われ息も絶え絶え状況を説明。

陣痛が治ったタイミングでないと動けないので、震えながら気力を搾り車へ乗り込み、夫の運転ですぐに病院へ向かう。車の中でも揺れてないとしんどかった。

 

病院の入り口では電話対応した看護師さんが迎えてくれた。(割と塩対応だけど、荷物持ってくれて悪い人ではなかった笑)

着いてすぐに分娩台へ。震えながら揺れながら病院のパジャマに着替えて産褥パッドをつける。

痛みからかもうずっと震えてるし、揺れていないと無理だった。

準備してすぐ見てもらったらすでに子宮口は8cm、担当してくれた助産師さんがよく頑張ったね、よく来たねと言ってくれたのでほっとして出産に集中できた。

割とすぐ夫もLDR室に入り、そばにいてくれた。

陣痛に合わせて何度かいきむ。

本当にこれ出るんか、と思いながらいきむ。

助産師さんから痛みのピークでいきむように、その前にしっかり深呼吸するように指示あり。

「頭が出たり入ったりしてるよ、あとちょっと!」と言われて、えぐるようなイメージでお腹に力を入れていきむと、「上手!!」と言われこの感じか!!と理解。次にいきんだ時に、どぅぅうるんっっと第一子が出てきてくれた。

病院について40分、無事に出産。初産とは思えないほどの超スピード出産の安産だった。

なんて親孝行。ありがとう我が子。

 

分娩後はカンガルーケアをさせてくれた。

夫と我が子と3人でゆっくり2時間ほどLDR室で過ごせた。

とても思い出深いいい時間だった。

 

分娩中は叫んだり、夫に暴言吐いたり、手を握りすぎて鬱血させたりしないかなって不安だったけど、完全に呼吸や赤ちゃんに集中してそれどころではなかった。

激痛の生理痛の時は気絶しがちなので痛みに耐えられるかとても不安だったけど、比較的冷静に分娩に臨めたと思う。(最初陣痛に気づかないくらい。)

助産師さんが、とにかく褒めてくれるのでほんと頑張れたのが大きいなと思った。

また、分娩中は夫に意識を割くの無理で、完全にスルー状態だったけど、本当いてくれて心強かった。(分娩中も水分渡してくれたり物理的にもサポートしてくれてありがたかった)

 

 

「子宮は唯一意思のある臓器。10ヶ月赤ちゃんを守り続けた子宮がもう大丈夫と思ったら赤ちゃんを送り出す動きをする。」

「赤ちゃんが出すホルモンで子宮が収縮を始める。だから赤ちゃんは外に出る準備ができた時、自分で生まれる日を選んで出てくる。」

 

このことを知ってから、1人ではなく3人(2人と1つ)で臨む出産だと思えたから、分娩に怖さは無くなった。

また、今までよりもずっと『誕生日』というものがとても尊いものに思えた。

 

夫がいる土日がいいな、家が好きだからギリギリ産むときだけ病院で過ごしたいな、なんて思っていた。

本当望んだ通りの出産になり、我が子と我が子宮さんには感謝しても仕切れない。

また機会がある時は、同じ感じでお願いしたいなぁと思っています。よろしく。笑

 

後日談。

出産翌日すぐにシャワーできた。

会陰縫合していたので排便は怖かったけど、多分、抗生剤の副作用で軟便だったから助かった。

あと、右の浮腫がやばかった。水分はちゃんと飲まないといけない…。

お腹は6ヶ月くらい?の大きさのまま。とても柔らかい。臍の形が変わってる。

体重はびっくりするほど減らなかった。入院中1度測ってみたけど、え、変わらないの?って感じだった。衝撃だった。

退院時は3キロ減なので浮腫があったのかも。産後10日ほどで8キロ減だった。そこからは中々減らず…一ヶ月すぎから少しずつ運動していこうと思う。

そして、我が子可愛すぎる。インスタで我が子の写真あげまくる友だちが多いけど、なんとなく気持ちがわかった。

SNSにはあげないけど、確かに、写真撮りすぎてストレージが大変なことになってる。それもまた、幸せ。